プラクティス001 ボリュームを作る。
建築のボリュームに見立てた立方体のボリュームを作成してみます。
1.Points.ByCordinates(x,y,z) ノードを配置。原点にポイントが現れます。
2.Plane.ByOriginNormalノードを配置、Points.ByCordinatesのPointから、Originへ接続します。Vector.ZAxisノードを配置し、normalポートに接続。原点を中心として、Planeが現れます。Vector.ZAxisは、これから接続して制作するRectangleのCurveをExtrudeさせるときの方向を与えるためのノードです。
3.Rectangle.ByWidthLengthノードを配置し、planeポート同士を接続します。これで、2で作成したPlane上にRectangle状のCurveが現れます。width とlength ポートには、それぞれNumberSliderを接続し、グリッドに見立ててStepを7に設定します。
4.Curve.ExtrudeAsSolidを配置し、Rectangle ポートからcurveポートに接続します。
distanceには、高さを与えるためにInteger Sliderを接続し、階高に見立てるために、Stepを4に設定します。
これで、X,Y均等グリッド7メートル、階高4メートルの建物のボリュームが完成です。
ボリュームを作るためだけなら、3以降で簡単に作れるのですが、1,2を作成しておくことで、移動や複写などの拡張性が持てます。次回は、このボリュームをいろいろと拡張、展開してみます。
ノード001 Point.ByCordinates
Point.ByCordinates とCode Blockを使って、点の移動を行ってみます。
1.ライブラリのGeometryからPoint.ByCordinates(x,y,z)ノードを取り出します。
2.原点にポイントが現れます。
3.Watchノードをつないで、データを見てみます。X=0,Y=0,Z=0と出てきます。
4.Code Blockをつないで、X,Y,Z軸に沿って移動させます。
5.Code Block に1..3; (1,2,3)を入力して、xポートにワイヤーをつなぎます。
6.同じくCode Block 2..4;を入力してyポートに、3..1;を入力してzポートにつなぎます。
7.点が(x,y,z)=(1,2,3)(2,3,2)(3,4,1)のポイントがあらわれました。Watchノードを確認して下さい。
Dynamo備忘録始めます。
Dynamo備忘録始めます。
Revitを使ってる方で、Dynamoまで使いこなしている方は、まだそれほど多くはないとは思いますが、BIMの特性を最大限に引き出すには、Dynamoのビジュアルプログラミングは、最適なツールだと思います。
むしろDynamoを上位において、Revitを使ったほうがBIMとしてはより使いやすいのでは、とも思えます。
Dynamoの概要は、Dynamo Primerで確認できます。
このブログでは、ノードの説明から作成例まで、順不同、不定期UPとなるのは目に見えてますが、緩く頑張ります。Youtubeなんかに乗ってる作成例も引っ張り出して、翻訳しつつ説明してみようかな、と思ってます。